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♪ NICK BAERTSCH RONIN ♪ はまってます [Other Music Favo.]

Stoa

Stoa

  • アーティスト: Nick Bartsch Ronin
  • 出版社/メーカー: Ecm Records
  • 発売日: 2006/05/02
  • メディア: CD
Holon (Ocrd)

Holon (Ocrd)

  • アーティスト: Nick Bartsch Ronin
  • 出版社/メーカー: Ecm Records
  • 発売日: 2008/02/05
  • メディア: CD
Llyria

Llyria

  • アーティスト: Nick Bartsch Ronin
  • 出版社/メーカー: Ecm Records
  • 発売日: 2010/10/12
  • メディア: CD

珍しくはまって、三連荘…
(なおリンクはすべてアチャラ盤ですが、国内版はAmazon では売り切れのようです)


Nick Bartsch (ニック・ベルチュ;ベルチュのa はホントは上にチョンチョンのアーウムラウトですんで、Baertsch と綴るのが正しいのでは?ま、ワラクシのこのblog のタイトルだけそうしてみました) はスイスの作曲家、ピアニスト。

名前からするとドイツ語圏でツネ ( ̄ー+ ̄)

日本に長期滞在したこともあり。Stoaの楽曲の半分くらいはそのとき作曲したらしいけど。 能や合気道の信奉者で、バンド名がRONIN って…でもやってる音楽はちっともオリエンタルライクでないですが。

本人が「リチュアル・グルーブ・ミュージック」と呼ぶ、複雑なポリリズムやループを駆使して、同じようなパターンを反復するトランス音楽のような楽曲は、実はほぼ記譜されているらしいですが、ということもあり、西洋音楽の文脈のなかで語られると、ミニマルミュージックのようだって評が多いようですが。

でもねぇ、ちとちゃいまんな。

彼自身はそれを説明するのにミニマルはパルスで知的構築、我々はビートでグルーブだ、とか言ってるようですね。ま、これは実演聴くべきなんでしょうが、アートの構築ではなく、あくまでパフォーマンスってことになるんでしょうけど。(でも音楽ってどうやってもパフォーマンスの要素は省けんですけどね。)

実は最新盤、Llyria のAmazon カスタマーレビューで、まだこんなことやってる、古い、みたいなのでダメ出しがあったのですが。(今見ると削除されてますな、本人が引っ込めたのか、アマちゃん検閲か…)

そいつはなんかクレーマーっぽかったけどね。てか、3作聴いておんなじことまだやってってことを言いたいのかぃ?まあ確かにある種きんたろ飴的になっちゃうような音楽ではあるんですがね。(楽曲タイトルは全てModuleXX ってXXは数字で連番になっているんですが)

わ~たくしは別の視点を、つまりジャズから見るとこれは…MILES のBitches Brew 以降の、ポリリズムにくりそつ、いやいやもっと似てるのがあるな、菊池雅章SUSUTO ! でんがな。

ススト

ススト

  • アーティスト: 菊地雅章,スティーヴ・グロスマン,デイヴ・リーブマン,リッチー・モラレス,ハッサン・ジェンキンス,ジェイムス・メイスン,アイーブ・ディエング,サム・モリソン,日野皓正,ヤーヤ・セディック,アイアート・モレイラ
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1998/02/21
  • メディア: CD

まあほぼ同じコンセプトだと思いますがね。

ただだからって、ニック・ベルチュ氏のオリジナリティが否定されるってもんでもないでしょう。そう、この手の音楽はアイディアより実際のパフォーマンスの方が重要なんですから。

つぅ訳でCD で聴くのもよいが、実際のパフォーマンスも見てみたいモンですな。


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