＃ SONY Cybershot DSC-TX5 剥げたよ ＃ ま～たやらかしてるのか

とんでもない事態だが、「ま～たやってるかな？」という気も…

昨年末に購入した、SONY のCybershot DSC-TX5。

買ったときは気にしていた電池の持ちもそれほど悪くなく、まあ悪くない買い物であったか、と思っていたのですが。

本日釣行帰りに（行った川はあんまり清流ではないので）洗っていたら、なんかバリアの塗装が浮いてるやん…ええっ、これってラミネートだったの？？ っていうぐらい…

で、結局、お見事に剥けるんだなコレが。

でもあわてず騒がず、こういうときはググるに限る。「DSC-TX5 塗装」でいろいろ剥げた例が出てくる出てくる…

おまけにSONY がこんなアナウンス出してたとはね。

な～んか、書いてることがねぇ…どっかの電力会社みたい ｗ

ちょっと引用しますから～ぁ。

日頃よりソニー製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
2010年3月に発売致しました、弊社デジタルスチルカメラ“サイバーショット”「DSC-TX5」のごく一部の製品におきまして、レンズカバー部の塗装の付着強度が低い物が存在し、まれにレンズカバー部の塗装が広範囲に剥がれる場合があります。
レンズカバー部の塗装の付着強度が低いことが原因で広範囲の塗装剥がれが発生した製品につきましては、下記の受付期間で、レンズカバー部を無償で修理をさせていただきますのでお知らせ申し上げます。
このたび、お客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますこと、お詫び申し上げます。引き続き弊社製品をご愛顧下さいますよう、お願い申し上げます。 

「ごく一部」「まれ」…はぁ？そうは思えんけどね？結構な頻度ではないのかしら？

おまけに無償修理は「広範囲の塗装剥がれ」だけですと。まあ書き方が曖昧（広範囲ってどこから？）なのもなんですが、原因が製造側にあるなら、多少にかかわらず、そしてもしかしたらユーザーの機械的ストレスが原因だとしても、無償修理に応じるべきでないかい？？

どうも公式にはミスを認めてないらしいんですな、ホント全くどっかの電力会社みたい。

 

まあでもタイトルで 「やらかしてる」と言ってるのは、そっちではなくて、原因の方。

見た感じUV 硬化塗料に見えるのよね。で思い当たることは…そもそも素材に密着の悪い塗料を使っちまったのか、あるいは硬化条件設定ミス、あるいは管理ミスかなぁ？と。

UV照射は例えばコンベアなら水銀ランプが３灯のうち１つ切れてたとか、照射時間設定間違ったとかで比較的簡単に不良が出ます。或いはコンベア炉なら、工数減らすため（わざと）スピード上げて硬化が甘くなっちゃったりね。

でも多分真相は そもそも素材に密着の悪い塗料を使っちまったんじゃなかろうか。件の修理に出してもやっぱ剥げるケースもあるらしいですから。

さてえとですね、今使っているメインPC、SONY VAIO LA-91S ですがね。ワイヤレスキーボードには素敵なフラップ（蓋）が着いてるんですがね。コレが寒いと凹状に反り返り、暑いと凸状に反り返るんでして。つまり最適気温が一目でわかるよう設計されて…いる訳ないやおまへんか。（爆）

フラップはアルミヘアライン仕上げの素敵な表面に…ABS を裏打ち。（う～んリサイクル問題があるので、素材は必ず刻印されていて、判明しやすく便利だな♪）

でね、要は熱膨張率の違いから、見事にバイメタル状態となる訳です。う～んそんなもん、設計段階で当然考慮せんかいな…以後のモデルで、このフラップは踏襲されてませんのよ。

で、ってことつまり、素材そのものの性質の吟味が甘い！ってのがどうもSONY さん多すぎるような気がね、するんですわ。

フラップの件はまあしゃ～ないとして、今回のTX-５の塗装剥がれに関しては、事実関係（不良率、原因）はすべて明らかにした上で、これはリコールでしょ。なんでまともな対応が出来んのかね？

で、なんだってぇ？「引き続き弊社製品をご愛顧下さいますよう、お願い申し上げます。 」とは、一体どの口が言うんでしょうな。

一応広範囲に剥げてると思うので、電話しますけど、まあ修理以外に問い質してもしょうがない（のらりくらりと逃げるだけでしょう）ので、blog でObjectionn です、ったく。

流石に今回はあきれてます。もうSONY 買うもんか、ってぐらいですな。 ┐(￣ヘ￣）┌