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# この際だから風速測定 # おお、GreenFan2 の圧勝! [道具のれびゅ~]

MeasuringFans ~0.jpg

折角だから、測っちまえぇえ!!

GA-06 ANEMOMETER.jpg先般、不具合代品が届いたら、あら変わってやがるわ、で、検証してみたdyson のAirmultiplier の新旧

その際、活躍したこのANEMOMETER …風力計でんがな。

アネモ-が風のことですな。で言えば、アネモネが風の花ですな。w

で、まあ辞書見ると風力計となってるけど、単位はm/s(メートル毎秒)ですから、これは正確には風速計ですな。

上端のファンが回ってその回転数から風速を割り出す訳でしょうが…微妙な風では実は回ったり回らんだりなので、0.3m/sぐらいからでないと正確ではないような…

ま、いずれにしろ折角測定器があるので、先般Balmuda のGreenFan2 のエントリでかました、三題噺ならぬ三台比較を、もっぺん数値的に検証してみまひょ、ってぇのが今回のお題。

風速計の精度的(弱風では回ったり回らなかったりで不正確)にも、それぞれの能力差を見極めるためにも、まずは最強設定でそれぞれどうかを見たいと思います。

MeasuringFans ~4.jpg
各機器は床面(正確には今回は机上実施なので机面ですが)に垂直にファンが(dyson はファンがないのでリング部が、ですが)立つようにして、ファンの厚みの真ん中(dyson は当然リングの厚みの真ん中)から1mと2m離れたところで、ファン(もしくはリング)のセンターと同じ高さで風速測定。(①と②)

そして、1mのところで①の位置から風の方向と垂直に移動して行って、ANEMOMETER の測定ファンが回らなくなるところまでの移動距離を測定。(③)これで風の拡がりかたをおおよそ表せるかなと。

では、もっぺん面子に登壇していただきますと
ComparingFans.jpg
左から、まずはダイソンのエア・マルチプライヤー君。(今回は本体改良版さんで;前のエントリで新旧あまり変わらんのは分かったので) そしてバルミューダのグリーンファン2、おしまいはユアサプライムス製の…普通の扇風機。(w)

さて、上記測定の前に、それぞれの前面ガード直近(Dyson では、リングから風が離れて出てくる辺り)での風速を計るとこんな感じでして。

MeasuringFans ~1.jpg

MeasuringFans ~2.jpg

MeasuringFans ~3.jpg

それぞれピーク値ですが、もう少し満遍なく見るとユアサは概ね4.5~5.5ぐらい、バルミューダは2重羽根の外側部分で4.5~5.0ぐらい(内側部分は、HP 情報などで謳ってあるように、弱くなっていて1.2~2.0ぐらい)、そして…ダイソンは下側のこのピンポイントだけが5.0で、後はホントにリングの端だけが4~4.5で、中央に向かうとゼロですから、ファン単体での風量は相当少ないですな。(まあそれを15倍にしてるんだそうだが、) 

さあでは測定結果ですが、圧倒的に…
MeasuringFans ~5.jpg

ユアサとダイソンは同じくらいに見えますが、③が全然小さいのでダイソンはやはり風量が少ないですね。実際もう少し満遍なく見ると、リングのセンター延長部から外れるとすぐに風速は低下する感じですんで。真正面でないと風は当らんのですわ。

そしてGreenFan2 は別格過ぎですね。そして③も最小。前のエントリでも書いたように、GreenFan2 の風の直進性はすばらしい。2m離れて風速は倍なのに、それで消費電力はユアサの半分以下、ダイソンでも半分近くなんですからね。

ってかコレはもしかして…バルミューダの風力設定4段階中の3段階(以下“中”ということにします;後は弱に微風ね)の場合を測定して、追記して表を書き直すとね、
MeasuringFans ~6.jpg

う~ん、バルミューダの中設定は、他の強設定と遜色ないですな。

ユアサで考えると、42W vs 7W だぜ。効率6倍なんかよ…っていうとね。

③で考えると風束の大きさは…径で0.43 倍ってことは、風束は面積で考えることになるから、2乗して 0.185倍ということになるのでして。

ってことは1/6 (0.1666…)よりはやや大きいけどニアイコールですから。つまり風速の分、風量は減っていることになり、エネルギー的には結局等価で当たり前の結論ですな。

にしたって、コレだけ圧倒的な差があるのでは、GreenFan2 の優秀さを認めざるを得ないでしょう。しかし…

GreenFan2 はHP 情報では風が拡散するように書いているけど、まあ他機種と相対的にみるとむしろ収束してるのが長所なんだけどね。

また、サーキュレータとしても使えるといってるけど、サーキュレータの方はそれこそ風量が命ではないかなぁ?まあ勿論遠くまで届くもの大事だけどね。むしろこのデザインモデルでもっとパワーアップしたサーキュレータ専用モデルの方がじぇったいイイはずですがね。

勿論、安物サーキュレータ使うくらいなら、じぇんじぇんマシなのは言うまでもないですがね。(ついでに、手持ちの某社製3枚羽根サーキュレータ32W モノを測ると、前面ガード直近では2.5m/s ぐらい、1mで1.2m/s 、2mでは…ANEMOMETER の羽根回らん…Orz )

という訳で、すくなくとも遠くへ風を送ることに関してはかなりの高性能なのが実証された訳ですが…それでもお値段考えるとねぇ?

更に納得するためには他社の高級扇風機との比較をしないといけないでしょうが…ワラクシの手には余るのでして、誰かしません?
(するわきゃ、ないわな (^^ゞ )


※ 2011/10/17 追記
メーカーさんはちゃんと分かってんのね。サーキュレータモデル登場!!
  GreenFan Cirq


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