♪ ベートーヴェンのVnソナタ ♪ 庄司紗矢香&カシオーリ [Classic Favo.]
伴奏者がキモ。
まぁ入院中の楽しみといえばなんといっても筆頭はワラクシの場合、テレビではなくて音楽なのね。普段でもほとんどテレビは見ないので、今回もテレビカードは買わないでしょう。
で、自分の自動車保険でCD、DVDを月3万円分提供してるサービスもあり、結構固め打ちで買ったりする訳ですが…今回は庄司さんのベートーヴェン。
前から気になっていたのですが、どうもジャケがね…(アリス・沙羅・オットの場合もそうだが、どうも最近のDeutsche Grammophon の女流の場合のジャケは…)
で、実は今回踏み切ったのは、伴奏者クレジット…ええっ、ジャンルカ・カシオーリなの、それはぜし、いっとかんと。
カシオーリは弱冠15歳でウンベルト・ミケーリ国際ピアノコンクールの第1回優勝者ですが、このコンクール、ポリーニ、ベリオ、カニーノなどが企画したもので、ポリーニの意向らしいが、ベートーヴェンと現代音楽を対象としてるのですな。
でその後、ティーンのうちにDeutsche Grammophon と契約、録れてたのはベートーヴェンでは変奏曲やバガテルばかり、中には丸々変奏曲アルバムも…
まあとてもよくできてるんだこれらが。コントロールの仕方が尋常でないというか…ですからベートーヴェン弾きとしてキャリアを積み、いずれはこんシトのベートーヴェンソナタ集が聴けるもんと思ってたのやが、一向にその気配なく…(最近はノーチェックやったが、デッカレーベルの方で、ドビュッシーとか出してんのね、それもいっとかんと。)
で、庄司さんの方もこの盤がどうやら愛聴盤だったらしくて、カシオーリとの共演を望んでいて、たまたまあるコンサートの仕事で忙しい師匠筋のピアニスト(パッパーノだけどね)の代わりにカシオーリを共演者に望んだらトントン拍子で話がいったらしいけどね。
という訳で息もピッタリ、というのは古い言い方ですがね、どちらかというとテンポ遅めの、エスプレッシーボマックスを合言葉に見事な共演でっせ。
まぁ「クロイツェル」に関しては線が細いとかいう人もいるらしいけど、そうでっかね、あんま気にならんかったですがね。
5番、6番と10番のカップリングは20日にリリース、これで完結ですな。
あとはカシオーリ君のピアノソナタがいつ出るのかが楽しみですなぁ。
2015-05-12 15:00
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