▼ Chレヴァンジルの2nd 2002 ▼ 流石はラフィットさんちの５ッ矢

～ Blason de L'Evangle 2002 Pomerol ～

ポムロルなんて昔はとても高くて買えんな～などと思っていたはず…

 

でも旨いし、人生は短いので買っちゃうのよね。（笑）

 

レヴァンジルはもともとポムロルのシャトーのなかでも潜在力があったのですが、1990年にボルドー一級シャトー・ラフィットのオーナーであるドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト（ロスチャイルド）の所有となって更に評価も、そしてお値段もうなぎのぼり。とてもレヴァンジルそのものは買えませんね。
→レヴァンジルの歴史

でもこのレヴァンジルのセカンド、 ブラゾン・ド・レヴァンジルもある種貴重なワイン、なんせレヴァンジル自体 が年間70,000本ぐらいの生産量なのに、このセカンドワインの方は15,000本ぐらいだそうですからね。ロートシルト買収後の1995年に初めて作られました。ラフィットさんちの５ッ矢が誇らしげなラベルですね。

勿論セカンドワインはいろんな理由で作られますんで、たとえば当のラフィットですと、1st に出来ないと思ったら全て2nd に回しちゃいますし、中には同じ区画でも若木の葡萄は2nd にするとかね。いろんなパターンがある訳ですけど…レヴァンジルはどれかねぇ？セレクションしてハズレの分のような気がしないでもないですが…
更にこのビンテージ、2002はまだ若いせいがあるにしてもお安く出回ってます。で、ちょっとどうなんでしょ？とも思ったのですが…

まあちょっとおとなしいかな、若いせいもあるかもしれませんが、凄く濃厚、までは行かないです。でも十分元は取れるおいしさですね。香りが面白かったのですが、最初明らかに柑橘系だな～と思っていたらすぐにベリー系に変わっていくんです。

メルロは好きなんで…一本お取置き。２年後ぐらい？が楽しみですね。

コメント 1

keytaccata さん
それはそれはありがとうございました。先日、ラフィット社のサラン社長とご一緒したのですがブラゾンは非常によいワインだと言うことを言っていました。
http://www.wizumiya.co.jp/page_info.php?pages_id=18
2000年はとくに素晴らしいとのこと。
http://www.wizumiya.co.jp/news_view.php?news_id=174
にサラン氏のコメントを載せてあります。
by ワイナリー和泉屋 (2005-09-15 11:17)