▼ ただのGrand Ordinaire じゃないよ ▼ Mikulski のガメィ [わいんのれびゅ~]
~Francios Mikluski Bourgogne Grand Ordinaire 1999 ~
まあなんて言えばいいんでしょうかね。
ブルゴーニュ大吟醸ならぬ
ブルゴーニュ大並醸? (爆)
…とでも訳すしかない、一応独立したAOC のブルゴーニュ・グラン・トルディネール。Ordinaire = Ordinary ですからね、いつもの奴ってことです。
まあ意訳としては大吟醸ということになるんでしょうかね。いや、日本酒で言うと大吟醸じゃなくて純米吟醸ぐらいですかぁ?(爆)
まあ要は普通のAOC ブルゴーニュよりちょっと上クラスでしょうか。
でもミクルスキさんがやるとちょいと違います。ボージョレでは主役の赤ワイン用葡萄、ガメィ種、しかも樹齢60年以上、が70%に、ピノ・ノワール30%から作られています。(2000年のラベルには“VIGNE PLANTEE EN 1929 ”つまり1929年に植えられた葡萄、とあるそうです、んっ?じゃあ70年経ってるねぇ) 下にはMeursaut と書いてありますから、ムルソーにその畑はあるんですかねぇ?
ムルソーなのにガメィがOrdinaire って?(全然いつもの、じゃないじゃん)というのはおそらく、AOC 法の規定で葡萄品種に抵触しない範囲でカテゴライズすると、このAOC にせざるを得ないんでしょうかね?(ムルソーじゃじぇったい無理だし、ボージョレになる訳もなし…)
聞くところによるとコートドールの土(石灰質)はガメィには適さないのだが、「樹齢が高いのでもったいない」(植え替えるのは)と言って、作り続けてるんだそうで。
いや~素晴しいです。ガメィでこんなコクのある奥の深いのも出来るんですね。樹齢が効いているのか、土地柄が効いているのか…コレは比較的お安いからお得ですな。
珍しいムルソー(普通白ワイン)の赤を作っているミクルスキさんの、もうひとつの変わった赤ワインでした。
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