▼ Chateau Boyd Cantenac 2001 ▼ ひっくり返る旨さ

～ Chateau Boyd Cantenac 2001 Margaux ～

前にも申しましたが

Margaux のChateau は

どうしてこんなに

キンキラ金ラベルが

好きなんでしょうねぇ？

 

 

以前はCantenac Brown を取り上げましたが、実は元々は同じChateau （Boyd Cantenac）でした。もうひとつ、Brane Cantenac と言うのもありますが、ここはあの1855年の格付時、もうちゃんとありました。（みんなキラキラ金ラベル！）

 

で、ボイド・カントナック、グランクリュ３級ですが、現代の評価はイマイチだったはず…しかし1997年、オーナーが ルシアン・ギュメ氏に代わってから一変。特に2000年以降は目覚しいものがあるそうな。

でも実際飲んだことがなかったのでね、今回ようやく2001をゲッチュです。

この2001が実はとんでもないらしくて、それは…

例えば、リアルワインガイド５号のレビューがこんな感じ。

『あー、ホントにびっくりした。銘柄オープン後に全テイスターがひっくり返ったアイテム。どこでどうなってこうなったのかサッパリ分からないけど、ともかく驚きの出来。是非ラベルを見ずに飲んで頂きたいです（ブラインドを勧めているのではありません。先入観なしに飲んで欲しいということ）。決して大きくも濃厚でも凝縮しまくったものでもない、けれどナチュラルで純粋で精査された高貴さ。ひたすら滑らかで味の集中した、クオリティの高い果実味がギュッと詰まったおいしさ。エキゾチックな面もある閉じた気味の香りもきれいで複雑。濃さだけをワインに求めない方に２００％のお勧め。
徳丸真人（04年02月試飲）　今飲んで９１点　ポテンシャル９３点　飲み頃予想2006～2023年』

で、そんなにお高くありません（3,000円台で買えます）し、２本押さえて、１本は好奇心が押さえられなくて、早速頂いた次第。

んめぇ～ぇ！

まあ、コメントは徳丸氏ので言い尽くされているのでやめときます。(^_^;)
（ただコレで十分濃いけど…リアルワインガイドテイスターの皆さん、もっと濃いのに飲み慣れてらっしゃるから…）

→2002→2003 と更によくなっているそうな。しかもまだまだお手頃価格。旨い本格ボルドーを飲みたいむきにはお薦めですね。(^_^)