▼ Chateau Monbousquet 1997 ▼ 当然の出来映え [わいんのれびゅ~]
~ Chateau Monbousquet 1997 SAINT-EMILLION Grand Cru ~
まあ、これが旨いのは当然?
スーパーマーケット業界で成功したジェラール・ペルス氏がワイン業に転向する端緒は、1993年にこのシャトーを購入したことに始まります。
それ以前のケール家時代もなかなかよい評価だったのですが、ペルス氏は排水施設の整備(シュヴァル・ブランみたいに地下に導水管埋設)、1樹6房に収量抑制、コンサルタントにミシェル・ローランを起用、と次々に手を打ち、更なる進化をとげました。
2000年にはボトルとエチケットも変更。(この1年だけのスペシャルみたいですが)評価もガンガン上がりましたがお値段もね…1997 は比較的お安いし、熟成も進んでますから、一度お試しを、と言う訳。
いや~、流石でございました、これぞクラレットですねぇ~。
カベルネの比率が高いのも特徴、メルロ60%、カベルネフラン30%、カベルネソーヴィニヨン10%、でスパイシーな感じも利いていて、更に熟成させればもっと美味しくなるかも…まあ今でも十分すぎるくらいうめぇ~です。
で、ペレス氏、1998年にはスーパーは完全に売り払って、売りに出ていたシャトー・パヴィ(Pavie)を購入。( 「パヴィの畑はサンテミリオンの中でも最高のものですから。シャトー・パヴィを手に入れることが昔からの夢だったのです。」)
更にはパヴィ・ドゥセス(Pavie Decesse) 、シャトー・クロ・レグリーズ、シャトー・クロ・レ・リュネル、シャトー・ラ・クルジエール(綴り未調査スンマヘン)…全て高評価。
パヴィ・ドゥセスは何年やったかね?1本キープ、楽しみですねぇ。
2005-11-29 10:10
コメント(2)
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モウブスケは大好きなワイン。
でも最近のヴィンテージの価格はちょっと高すぎて買えません。
この1997年ぐらいの価格が最高でしたね。
でも、内容はどんどん凄くなってるからしょうがないかも・・・。
ペルス氏のワインで今とってもお買い得はクロ・レ・リュネル2001
でしょう。2000年はもっと安いですが、彼はつくりには関与して
いないので気をつけてくださいね、全くの別物です。
by ワイナリー和泉屋 (2005-11-30 15:34)
はるさん、どうもです。
なるほど、クロ・レ・リュネル は2001年以降ですか。値が上がらないうちに…といっても今は別の脅威、円安が (^_^;)
($=120円はともかくとして、いつの間にやらユーロ=140円!)
by keytaccata (2005-11-30 22:56)