♪およばれ tetrodotoxin ♪ ジム・オルーク g. &坂田明 as.etc. [Jazz Favo.]
まあ一応ジャンルはJAZZ でいいかな。
余りジャンル分けしてもしょうがないんかもしれんけど…
え~、コレは当blog ではご常連のkechida 様の半島的Diary で紹介されていましたのでした。ふんでもって、琴線にびびっと来るものがあったので、およばれ、じゃなかった、おとりよせ、と相成った次第。
確かにテトロドトキシンです、シビレマスネぇ。一歩間違うと命落としますな。(笑)
しかし帯に書いてある『「ポスト・ジャズ」へと変貌を遂げた』…いみふめ~。
どうもこの手のを紹介するときの悪い癖、なにかポストしてないと(既存のものを超越、もしくは進化してないと)イカンという発想、頭固いね。(笑)
先ほどのkechida 様のエントリでも紹介されていたあさ~だあきら氏の『構造と力―記号論を超えて』(う~ん、なつかしい)で紹介されていた、さか~たあきら氏のポストモダンの定義を援用すると、ポスト・ジャズとは「ジャとズに分かれて走り去る」のだろうか? (爆)
決して走り去る音楽ではないですな。五木田智央氏のアートワークになるジャケットが正に象徴的に現していますが、渦巻き、お互いをしゃぶりながらそこに佇む音楽ですねぇ。
(しかしこの手のデザインは擬人的な要素があちこちに散見されるようなものになりがちなのですが、五木田氏、見事になんか違うものとして描いてらして、それもスバラシ。)
まあクライマックスとかエクスタシーの要素は希薄なんで、その手のがないとダメな人は辛いかもしれませんの。早くtetrodotoxin に中って痺れれば大丈夫だヨン。(w)
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