＃ コーン（ぶ）ビーフ？ ＃ 牛肉の昆布〆

そうです、何でも昆布で〆るのが富山です（笑）

…と本気にされても困りまんがな。でもとろろ昆布巻のおにぎりも、鱒寿司おにぎりと並んでコンビニおにぎり定番となる、昆布消費量全国トップの富山ですんで。

まあ富山の昆布関連、普通な方（笑）をザット挙げても、とろろ昆布、昆布巻きかまぼこ、お魚の昆布〆（マア普通は白身かイカですが）、昆布もち（搗くときに細かく切った昆布を、豆餅よろしく混ぜるのヨン）…富山にいると当り前なんですが、どうもよそではそうでないらしい。

で、話変わって、富山は池田地区でがんばってらっしゃるMetzgerei Ikeda さん。 もともと乳牛育種からスタートされていたのが、平成になって和牛に転進、そしてついにはハムソーセージを作り始めてドイツで金賞受賞。

ま、前から某酒店で買ってましたが、最近は直接、池多のお店の方に行くようになりまして。そしたら、牛の昆布〆が…

あ、牛を昆布で〆たんじゃないよ（笑）。牛肉の昆布〆ですな。

昆布〆ってえのは、パックに入ってると、昆布しか見えんので、中身を見るまでの楽しみもあるんですが。（ってまあ、買う前にチェック入れさせてもらってもイイ訳ですが、あえてしない楽しみね。）

そしたら、中身は一種類ではなかった…

昆布の旨みがじっくり染みた、刺しの見事な赤身に…

こっちは多分、脂にはだしが染みないから相対的にだしよりも、脂身の甘みが先に立ってくるのでしょうか、の霜降。

赤身は想像ついてたけど、霜降も昆布〆とはね。

始めは赤身と霜降を一切れペアにして口に放り込んでいたのですが、んっ？　…コレ、別々に、そして交互に喰らうのが、それぞれのお味が引き立って旨いです。

元々のお肉（地元牧草で育てた和牛）が旨いのですから、旨くない訳がないですな。今年はブリが不漁で、旨い刺身はマッタクといっていいほどいただけない恨みがございましたが、それを補って余りある旨さでした。

多分、このままいただくのがベストでしょうけど、軽くあぶったり、思い切ってキンピラなんかに入れてもダシの旨みが効いていいのかもね。

そんなに安い訳ではないけど、また買いに行くかも…

そういやメッツゲライさんの目玉の一つにコーンビーフがあるんですが。もしかして洒落から？（こーんぶびーふ；笑）

今度はコーンビーフも買って来よう。（爆）