~ ALDO CONTERNO の Grappa ~ ま~ばらす [スピリッツのれびゅ~]
え~ぃ、チラッと書いたついでじゃ
アルド・コンテルノさんも
ご紹介。
前回エントリーはチョット違っとるし…
アルド・コンテルノさんて、“バローロ・ボーイズ”じゃなかったんでしたっけ…じぇったい違うな。(^_^;)
“バローロ・ボーイズ”というのは、伝統的なバローロの作り方ではなく、バリック(小樽)熟成で仕上げる新興一派の呼び名でしたな。パオロ・スカヴィーノ、ルチアーノ・サンドローネ、ドメニコ・クレリコ、アルマンド・パルッソ、レナート・コリーノ…扱商としてマルク・デ・グラツィアの名が登場するのも特徴のひとつ…
一方アルドさんは昔ながらの大樽使用派でしたねぇ。(^_^;;)
(前回blog も直しときますm(_ _)m)
でもある種新興なのは確か。彼は18世紀以来の歴史を誇るジャコモ・コンテルノ Giacomo Conterno の5代目なのですが、1969年に自身のワイナリーを始めたので、そういう意味では新興勢力ともいえますな。
ちなみに本家の方はジョヴァンニ Giovanni が継いだそうですが、ショップのページでは兄だとされたり弟だとされたり…どっちなんですか~~~。(アルドが5代目だったんなら弟でしかありえんけど…)
ピエモンテ州ですから、主力はバローロ Barolo 、“王のワイン、ワインの王”と称される、ネッビオーロ種から作られる赤ワイン。
実は私、アルドさんのバローロは飲んだことがありまへん。実際なかなか入手しにくいのです。お値段もそうですが、機会もなかなか…
体験あるのはドルチェットだったかな?最近は3人の息子さんが主体の運営で、バルベーラBarbera やドルチェットDolcetto といった品種のものにも力を入れてはるんです。多分それのどれかですねぇ、具体的には忘れたけど瞠目に値する出来でしたのは覚えてるんですが。あとQuartetto と言う名前の、4品種ブレンド物も出しておられますな。
で、そのアルドさんのGrappa ですから、悪かろうはずがないぃ!早速行ってみたのですが…
コレはアルドさんのフラッグシップワイン、バローロ・リゼルバ・グランブッシア Reserva Granbussia のグラッパですね。
グランブッシアは、特に作柄が良かった年のチカラCicala、ロミラスコ Romirasco、コロネッロ Colonnello といった単一畑の葡萄をブレンドして作られるワインです。ですから作られない年もあります。(逆にコレが作られた/ない、でその年のバローロの作柄もある程度分かる訳ですが)
お値段も張りますよ~。SASSICAIA よりは高いでしょう。18,000円前後でしょうか。
で、Grappa も当然高い、7,000円ぐらいです。しかし下手なウィスキー買うよりゃ全然マシ。お若い方はどうかアレデスガ、われわれおっさんたちは、達磨(Suntory Old ね)で3,500円以上していた時代を知ってますからね、蒸留酒だととたんに“高い”の判定基準が下がるのでした。(ってそんなの私だけですか~(^^ゞ )
醸造所はやはり別。ラベル上部のMAROLO も醸造所(家)の名前のようです。(ALBA は地名)
フランスの葡萄カス焼酎“マール”だと普通ワイナリー自身で蒸留、熟成するものなのですが、グラッパはそうじゃない、Distiller は別なのが普通なんですかねぇ。
ちなみにグラッパの方はバリック熟成、まあ醸造所が別なんだし、当たり前と言えばそうですが。
そうそう、サッシカイアのグラッパの気に入らない理由のひとつが余韻が意外とない点ですねぇ。輸送中にダメージ受けたのか…グランブッシアはバリックで長期熟成もあって濃厚な液色、樽香もかなり付いて複雑に絡みあい、余韻も長くていいですねぇ。
でも前回blog でも書きましたが私のお気に入りはコロネッロのグラッパなんすよね。こっちは、ヤッパ熟成期間はとってるはずですが、ほとんど無色。でね、こっちの方が、明らかにカス酒だなという風味も残っていつつも香り芳醇で余韻も長いんです。グランブッシアを手に入れたときについでに押さえたんでしたが、今はコロネッロのほうがいいなあ。(5,000円くらいです。)
今楽天サーチかけたら2本発見。押さえさせていただきました。m(_ _)m
(1本は今度の上司の中元用だな…)
届いたらまたエントリーしましょうぞ!
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