♪ 80/81 Pat Metheny ♪ でも残念なのは… [Jazz Favo.]
- アーティスト: パット・メセニー, マイケル・ブレッカー, デューイ・レッドマン, チャーリー・ヘイデン, ジャック・ディジョネット
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2003/04/23
- メディア: CD
Metheny のメインストリームジャズでのアルバムってぇと、コレと、Ornette Coleman と競演したSong X あたりになるのでしょうが…
でも今回コレを取り上げたのは、久しぶりにMetheny でも聴くか…てんじゃないのでして。Thomas さんのblog で取り上げられていたので知ったのでしたが、Tenor Sax のMichael Brecker 氏が13日、白血病の合併症により死去したとの由。まだ57歳ですからね、実に惜しい逸材を…
このアルバムではDewey Redman とのツインテナーな訳ですが、饒舌なマイケルvs朴訥なデューイってところでしょうか。パットの(いい意味での)折衷スタイルはこのアルバムでも当然健在ですが、バーサタイルなディジョネットはともかく、ヘイデンにレッドマンではメインストリームに寄り過ぎ。メインもポップもこなせるブレッカーが加わることでバランスも取れているような気も…(もっとも当初出演依頼を考えていたのは、Bob Burg に、なんとSonny Rollins なんだそうですが。)
もうこのアルバムに聴かれるような活きのいいSax も聴けないのですねぇ。じつに残念ですが…追悼しつつ、再聴いたしたく。
2007-01-16 08:00
コメント(2)
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突然お邪魔します。
マイケル・ブレッカーにとって『80/81』は、かなり意味のある作品だったのだと思います。本当に、彼のテナーを再生でしか聴けなくなったのは残念です。
by kumac (2007-08-18 14:48)
kumac さま、コメントありがとうございます。
ここでのブレッカーさんはとても活き活きしていていいですよね。ホント残念です。
by keytaccata (2007-08-19 15:46)