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▽ 有加藤古醸 ▽ な~る [にほんしゅのれびゅ~]

栄光富士有加藤古醸 ~0.jpgなるほど…


『栄光冨士』のブランドで、いまやすっかり全国区の冨士酒造、冨士といっても山形は鶴岡市の酒蔵ですが。

当主の祖先は加藤清正、という今年230年目を迎える老舗。

ワラクシは手作り大吟醸『古酒屋のひとりよがり』を5,6年前から、たまにいただいてますが、実に素晴らしいでっせ。(まあお値段も張りますが、ワインのことを考えればねぇ)

また最近は『冨士暦酒』という月極頒布会みたいなこともされています。(そう、頼んでいるワラクシ、先月のも実に出色でござった、今月のはまだかいの…)

栄光富士有加藤古醸 ~1.jpgで、今回ご紹介は、そっちじゃなくて…

贔屓のワイン屋さん(といったってまあ酒屋さんですがね)で売っていたのが、これ。

ご当主加藤さんの名前にひっかけて『有加藤』

読み方は「ありがとう」ではなくにごらず、「ありかとう」ですがね。

でもそういうことなのでしょう。

純米酒(茶壜白ラベル)と純米吟醸中汲み原酒(緑壜白ラベル)とこれを買ったのでしたが、他にもあるのかな…

いずれも『古酒屋の…』や暦酒の半値以下なんですが…旨~ぁいのでして。

中でも感心したのがこの茶壜小豆色ラベルの古醸、8年ものらしいよ。

栄光富士有加藤古醸 ~2.jpg

なんせ吟醸でもなんでもない、本醸造ですからねぇ。でもこれって見識かも…

確かにワインなんかでも長期熟成タイプは早飲みすると旨くないもんです。逆に旨々大吟醸を長期保管したからって旨くなるとは限らない。(もちろんポテンシャルがないと、何でアレ長く置いときゃいいってもんでもないですがね、ってぇことでは大吟醸のほうが古酒に仕立てても旨くなる可能性が大だとい言えばそうですが。)

おそらく計算された選択としての本醸造なのでしょう。アルコール度数が高いのも、長期保管で濃度が上がったのではなく、高く作って長期熟成に耐えれるようにしたのでは?

作り手の意思が感じられる、実に成功した古醸ですね。(^_^)
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