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# MIZUNO Breath Thermo の手袋 # う~ん、どうなんだか? [買い物]

MizunoBreathThermoknitGloves ~1.jpgちょうどチャリ通勤用の手袋が老朽化したので…

で、気になっていたのがMIZUNO のブレスサーモ。最近TV通販で、ブレスサーモの布団が出ていて、ふぅうんそうなのあったかいの…でもいきなり布団はねぇ…

で、手袋があるのがわかったので逝ってみようと調べたら…eSports 楽天でバーゲンしてたらしいが、既に売り切れ、ううむ…更にググったら、MIZUNO 自身が楽天出品していて、在庫あったので、まあいいか、の定価入手デツ。(^_^;)

MizunoBreathThermoknitGloves ~2.jpg

意外とごっつかったなぁ、まあ厳寒期に使うのでコレでいいのですが…

早速使うと、おお…おおっ?どうなんでしょうねぇ、効いてるんですかねぇ…

コレだけごっつきゃそれなりに暖かいはずですからねぇ…それが効いているか、ブレスサーモが効いているのか?ようワカラン。

 

さて、実は同梱でラインナップカタログに、サンプルが付いてきてましてね。

MizunoBreathThermoCatalog&Sample.jpg

サンプルってのがこれ。

MizunoBreathThermoSample ~1.jpg

MizunoBreathThermoSample ~2.jpg何でもかつてはあちこちで感動を呼んでたらしいよ。

早速お試し。

おおっ

確かに暖かいです。へぇぇ…

 

でもコレだけじゃあ、ちょっとね。

原理はどうも吸着熱:水蒸気が液体に戻る時の放熱を利用するようですが…ブレスサーモの原糸である東レのN38は、水蒸気を特に吸着しやすい分子構造なんだそうで。

でも他の繊維でも吸着熱ならそれなりにあるんでして。果たしてブレスサーモはそんなに他とは違うのかねぇ?

試して見ましてん。

MizunoBreathThermoSample ~3.jpgMizunoBreathThermoSample ~4.jpgMizunoBreathThermoSample ~5.jpg

何もないところで20℃ぐらいのスチレンフォームt=25 の上に、熱電対(φ1.5縒線)を貼り付け、その上にクリーンワイパーをほぐした綿塊とブレスサーモサンプルをそれぞれ乗せて水を振り掛け、温度上昇を…写真はそれぞれ振り掛けて3分後ですがね。

おお、確かにたいしたモンです。

でもご覧のように綿だって多少はあるのヨン。

ウールならもっとね。

 

これならホンモノ?

うんにゃ、こんなんではナットク出来ない点がありますな。吸着した後の水の行方がねぇ…普通再蒸発でしょ?でもねぇ、蒸発する時は今度は吸着熱と同じだけの熱を奪ってゆくことになるはずで結局冷えちゃうはずですが…

いやいや、なんでも水はウイックドライ(ローソクの芯と同じ毛細管現象による排水現象)で排除されるんだそうです。

例えば中綿だったら、内側で吸着熱出して、水はウィックドライで外側に出て、そこで蒸散? 中では発熱、外で蒸発?ってことですかねぇ…でも外での蒸散のためのエネルギーは、風でも吹いていればあるでしょうけど、そうでないとエネルギーが得にくいからナカナカ乾かないことにならないですかねぇ。

つまり吸着が進んでしまうと繊維が湿ったままになって発熱もしなくなるんじゃないかなぁ?

実際、今回のサンプル、水垂らしたあとのを放置してると、普通の繊維よりなんか乾きが遅い感じなのよね。

まあ普通人間の放散水蒸気で衣類が濡れるとこまでってナカナカならないでしょうけど。それこそ夏場の汗ダラダラ状態ならありですが、そんな時にはブレスサーモ使うってマゾかいな(笑)、あり得んですからね。

それとおそらくレイヤ、編み込みの構成の工夫で蒸散の方で熱が奪われない工夫は当然されているのでしょうし。

ただね、コレだけはいえますな。洗濯したら乾くの遅いだろうな、と。あといい加減濡らしちゃうと発熱効果は期待できないでしょう。

アプリケーションとしては冬の下着か、中綿としてが無難…実際の商品ラインナップ見てもそんな感じですから。

実はブレスサーモ布団、ちと興味があるんですが、湿気ると乾きにくいかも?と思うとちょっと躊躇が…

MizunoBreathThermoCampaign.jpg実は今ブレスサーモ製品買うとキャンペーンはがきが付いてましてね、布団が200名に当たるってさぁ…

送っとかないと。[黒ハート]

 

※ 08/12/04 21:45 追記
キャンペーン応募は3,150円以上の商品タグ貼り付けだってさぁ。手袋じゃぁそこまで行く訳ないっしょ。
orz


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