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♪ チェリビダッケのドビュッシー ♪ 「海」に「イベリア」 [Classic Favo.]

ドビュッシー:交響詩「海」

ドビュッシー:交響詩「海」

  • アーティスト: ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,ドビュッシー,チェリビダッケ(セルジュ)
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1997/11/27
  • メディア: CD

本来FAVO なので、お気に入り紹介欄だったのに…

当blog音楽系の紹介欄には“FAVO ” って打ってるので、本来はお気に入りを紹介するつもりやったが…だんだん「最近聴いたよ」欄になってますかね。

まあ、それでもエエのですが、たまには本来の趣旨でエントリしてみますかの…ただ、そうなるとアマちゃんリンクを張っても、商品がなかったりしてる訳ですが、スマソ。

んで今回はCelibidache のDebussy ね。これはおなじみミュンヘンフィルライブ録音のチェリビダッケ・エディションから交響詩「海」に管弦楽のための映像(映像第3集)からイベリア(全3曲)。

どちらも大規模なオーケストラ作品で、特に「海」(作曲者本人は交響的スケッチといってるが)は印象派オーケストラ作品の最重要作品でしょう。

んでチェリせんせは例によってテンポは遅く、掘り込み深く…まあ好き嫌いが分かれるかも。(どっかで「海」は標準演奏時間23分ってありましたけど…33分も掛けてらっしゃいましてね。)

ただ、ドビュッシー本人が考えていた音楽(表題とか雰囲気とか気分とかではなく、純粋に展開される音響を楽しむ)と、まあ遠いとか近いとかいう言い方では遠いのかも知れんけど、目指す方向性といったもんは合致しているんじゃぁないかと。(ま、やり過ぎかもしれんが)

勿論指揮者本人の出自や、オケのこともあるので、どうしてもドイツ語圏翻訳フランス音楽(しかもイベリアはさらにドビュッシーが翻訳したスペイン音楽)になるのですが。まあフランス的って裏を返せば個々人好き勝手、になりかねんので、チェリ氏の思いを体現できるのはやっぱドイツのオケかと。w

まあある種表現の極北ですかね。しかし体現されたものがあまりに圧倒的なので抗えないというか、見事なもんだと思います。


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ヒロチェリ

はじめまして。
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのドビュッシーは素晴らしいですね。
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」などもリリースされるといいのですが。
by ヒロチェリ (2011-04-02 16:25) 

keytaccata

ヒロチェリさま、はじめまして。

マ・メール・ロワ はブーレーズの新録がお気に入りでしたが、最近はあまり聴いてないなぁ…

多分チェリのは海賊盤とかはあるのでしょうかね。
by keytaccata (2011-04-03 00:51) 

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