▼ 葡萄の四重奏 ▼ ハーモニー揃い過ぎ? [わいんのれびゅ~]
~ Aldo Conterno Quartetto Langhe Rosso 1999 ~
コレはバローロ製造では保守派と目されるアルドさんの革新的な一面を代表する1本。
なんでもバローロの原料であるネッビオーロ種をもっと有効に利用するべく他の葡萄とブレンドしたワインを企画したんですと。初出は1997年。
ヴィンテージによってブレンド比は変わるようですが、一応いくつかのショップで紹介されていた1999のブレンド比はネッビオーロ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロー25%、バルベーラ10%だそうで。
バローロは熟成に時間が掛かりすぎるので、もっと手軽にネッビオーロを楽しんでもらいたい、と言う意図もあるみたいですが…
旨いんですけど、なんか開ききってない感じも…このクラスでもやっぱもう少し寝かさんならんでしょうかね?
あと、まあ製作の目的から当然と言えばそうですが、各葡萄の特徴が感じられないと言うか…これは私が欲張りなだけですね、あくまでネッビオーロ主体の絶妙のハーモニーと言わなきゃいけないところでしょうか。(^_^;)
今日本じゃお安く手に入ります。アメリカだと$70 ぐらいするんですが、日本は4,000円前後で出回ってるロットがまだ在庫あるみたい。なんせアルドさん日本贔屓、日本向けだけ特別にお安く出してくれたのですと。伝え聞くところによると、若い頃日本にしばらく滞在した事もあるらしいですよ~。
そういつまでも特別価格じゃないでしょうから、見つけられたらぜひゲッチュしてくだされ~。
※ 追記
このエントリの下書きはだいぶ前に書いてあったのですが、そうこうしてるうちに Quartetto 2000 も飲んじまいましたので、追加ご報告です。
2000 の方が現状では旨かったです。
果実味たっぷり、酸も乗っていて余韻も長め。
メルロが多めなような気もしました。(単なるメルロ好き (^^ゞ)
繰り返しになりますが、1999 は開ききってない感じがしますんで、この後旨くなるかも…それともVintage 差でしょうか?
このワイン、グッドですよね。アルド・コンテルノ大好きです。
4つの葡萄と言えばマンゾーニ のクァトル ナス DOC ランゲ やルイジ エイナウディ のロッソ デル ランゲ などもありますよね。
いろいろなワインを飲まれていてすごいですね。
by ワイナリー和泉屋 (2005-10-05 19:48)
はるさん、どうもです。
> いろいろなワインを飲まれていてすごいですね。
いや~それははるさんには敵いませんです、ハイ。
またご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申します。
by keytaccata (2005-10-05 20:52)